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HSP(Highly Sensitive Person)ハイリー・センシティブ・パーソン

HSPについての記事を最近よく見かけるようになった。幾つか読んでみると、どうも自分もHSPではないかと思う。HSPは五感が敏感だと言うけれど、自分の場合は目も鼻も耳も悪い(目は近視と老眼、鼻は花粉症、耳は難聴)。強いて言うならば第六感というか感受性がとにかく強い。

例えば、妻が話す時の語気や表情でよく自分が怒られていると感じる事がある。しかし、その時の妻の置かれている状況によって、話の内容とは関係なく、ヒステリックになっているだけだということが最近になって分かるようになった(つまり怒っている原因が別にある)。余談だが、姉もそうだけど、身内だとヒステリーが当たり前に受け入れて貰えると思っているみたいである。

また、次に言及する会社での末期症状でもあるけど、(遠まわしに言われて)言わんとする事が分かっているのに(勘違いかも知れないけど)、わざと言葉通りに受け止めて(気を利かせたりしないで)言われた事だけしかやらない時がある。いちいち先読みしてしまうので頭が疲れるし、その結果に対する因果関係に常に悩まされる。

5年前に約5年間勤めていた会社を上司のパワハラが原因で辞めた時は、上司の腹の内が読めてしまうので耐えられなくなってしまった。簡単に言うと、部下の指導を大義名分とした虐めであって、いざとなったらいつでも責任逃れが出来るように計画された物の言い方しかしないという極めて異様な上司だった。

それで、闘ってはみたものの結局負けてしまった。自分が入社する前にも何人か部下が辞めたり配置転換していたみたいだけど、どうもその人達は仕事の能力が無かった事にされていたようだ。私に心理をずばり突かれたので保身に走ったのだろう。まあ上司の上司である部長には任命責任があるし、会社も部長の言う事を今までと同じように信用したに違いない。

辞める時は、今までに出会ったことの無い種類の人?どうしたらこういう人格が形成されるの?・・・何で?何で?何で?・・・理解不能で頭がおかしくなりそうだった。闘った事については随分後悔して悩んだけど、姉に「自分の身を守る為にとった自然の行動だよ!」と言われて救われた。

1年半後、次の転職先が決まって暫くすると例の低音障害型感音難聴になってしまった。資格を取らないと採用されない会社だったので、受からなかったらどうしようという心配が引き金になった。研修と試験の為に約1カ月間東京のホテルで一人だったせいもあると思う。最初の一週間一睡も出来なくて睡眠導入剤を飲んだ。

自分は心配性なので何時も最悪のケースを考えてしまう。良い方向へ想像を巡らしてみても、結局期待した事は起こらず妄想に過ぎない事が多かった。だけど、最後は自分の直感に頼って行動すると何とかなるという事が最近になって分かってきた。

ここまでの話ではHSPについてあまり良い印象を持てないかも知れないけど、次の記事では、この転職の前後に頻繁に見たエンジェルナンバーについて書こうと思う。

 

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