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突発性難聴と低音障害型感音難聴

最近は寒くなって釣りに行ってないので書くことが無い。なので突然だけど今回は持病について書こうと思う。

ただし、原因も治療方法も分からないものなので、体験を通して感じた事をそのまま書くだけに留めておく。参考になる人にはなるし、ならない人にはならないと思う。

病気とは言えないかも知れないが、自分は低音障害型感音難聴である。最初に突発性難聴になってから10年ぐらい経った時に再発して、それから2年ぐらい経ってまた再発した。医者が言うには再発するものは突発性難聴ではないらしい。自分としては定義なんてどうでもいい。症状が同じなら同じ病気である。要するに低音を司る神経がダメになったということだ。年齢のせいもある。

ここ数年は毎年5月頃と10月頃に悪くなる。低音の耳鳴りが大きくなって周りの音がかき消される。酷い時は聞き辛い低音を脳が勝手に増幅しようとするので、周囲の音が響いたり割れたりする。こうなるとかなり辛い。

酷い時の治療方法としては、1週間ぐらいステロイドの点滴を打つ。ステロイドは副作用があるので1週間で終わる。あとはビタミンと血管を広げる薬の入った点滴をやり、少し良くなったらメチコバールという錠剤とイソバイドという液体の薬を貰って飲む。

低音の耳鳴りが収まればこの治療は終わり、後はメチコバール(ビタミン剤のようなもの)を飲み続ける。これで完治はしない(高音の耳鳴りは治らない)が、低音の耳鳴りは気にならない程度にまで回復する。1~3カ月ぐらい経つと改善するが、薬を使って直ぐに効果が現れるものでもなく、正直言って薬が効いたという実感はない。結局は自然に治るように努力するのが一番良いように思う。つまりストレスを無くす事だ!

コロナ禍になって通院を止めメチコバールを飲まなくなったけど、薬を飲んでも飲まなくても何も変わらないという事が分かった。それよりも現在は仕事を辞めてストレスが無くなった事が良かったと思う。仕事はまた探せばいいが、壊れた体は元には戻らない。

※追記

この病気に関して特殊なケースと思われるので、仕事を辞める直前の事を書いておく。参考になれば幸いである。

突発性難聴や低音障害型感音難聴は片方の耳にしか発症しないと言われているが、自分の場合、良い方の耳が感度を上げたみたいで突然おかしくなり眩暈がした。1週間ぐらいで治ったので良かったが、これはかなりやばいと思った。精神的に厳しい仕事やヘッドホンなどでの大きな音量での音楽鑑賞はなるべく避けるべきである。

 

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